細川組プチアンソロ企画
『さよのうた』特設ページ
■細川組オンリー記念
2016年2月11日(木祝)刀剣乱舞 細川組中心オンリーイベント
【九曜ノ雅刀】合わせ・細川組プチアンソロ企画です。
歌仙兼定と小夜左文字が登場する漫画・イラスト・文章を集めたプチアンソロジーになります。全年齢対象です。
発行は2016年2月11日、ノベルティ付きで頒布予定。
フルカラー表紙・A5サイズ・本文116ページ。頒布価格未定。
ノベルティは細川氏略歴&細川家名所A5本(即売会のみで頒布)。
■キュート! でもすこし切ない?
細川組といえばそのかわいさはもちろん、歳の差のジレンマや史実のお別れエピソードの切なさが好きな方もいるかと思います。
意外といろいろなイメージのある二人です。
執筆者の方には細川組にまつわる思い思いのお話やイラストをお寄せいただければ幸いです。気持ちが第一です!
おまけ情報です。
■歌仙兼定
銘 濃州関住兼定作(之定)の刀。之定の刀は切れ味のよさで有名。
小ぶりだが扱いやすいサイズが室町時代のトレンドだった。
細川忠興の刀として所有されていた。とくに名はなかったが、忠興は隠居したあとこの刀で息子の側近を三十六人斬ったという。
後の歌仙兼定である。
拵は刀にちなんで歌仙拵と呼ばれている、鮫皮を黒漆塗にして仕上げた美しく豪華なもの。アクセサリーにも応用されている刀装でファンも多い。
忠興の没後一度は家臣に拝領されるものの、大正時代になって主家に買い戻される。以後とても大切にされている。
現在地は東京都。東京・京都・名古屋の博物館で展示されたこともある。
■小夜左文字
銘 筑州住左の短刀。一般的な包丁ほどの長さはあり華奢ではない。
有名な「小夜の中山」の物語では、難所を越える母子(小石姫と月輪童子)の宝刀として登場。峠の途中で山賊に奪われるも、母を殺された子は時を待ち、この刀で復讐を遂げる。
山内家に上納された。その逸話と刀をいたく気に入った細川幽斎(忠興の父)が所望し、小夜左文字と名付けた。命の次に大切に思っていたという。
ちなみに小石姫の母の名は月小夜姫。幻想的な逸話の絶えない短刀である。
南北朝時代の名物。細川家から黒田家などに渡ったのち、現在は個人蔵の重要文化財に指定されている。実は歌仙より年上。